面接の基本
就職の面接は、誰もが緊張するものです。でも、ちゃんと練習しておけば大丈夫。
面接での立ち居振る舞いから答え方まで、解説していきますね。
面接会場へ着いたら
当日は、約束時間の5分位前に到着します。時間ちょうどでも、早すぎもよくありません。
受付の方などに、「失礼致します。本日、面接に伺いました○○と申しますが、担当の○○様はいらっしゃいますか」と、笑顔で声を掛けます。座って待つよう言われたら、座っていても大丈夫です。スマホなどは見ずに待ちます。
面接室に入ったら
続いて、面接室の入り方を確認しましょう。
まずはドアをノックし、「どうぞ」と声を掛けられたらドアを開きます。
面接官の顔を見て、「失礼致します」と笑顔で言い、お辞儀をします。ドアを閉めて、座席まで歩きましょう。
椅子の横に立ち、「○○○○(フルネーム)と申します。宜しくお願い致します。」と、笑顔ではっきりと挨拶します。
「お座りください」と言われたら、「失礼致します」と答え、バッグやコートを足元に置いて椅子に座ります。
足は前でまっすぐ揃えましょう。
いよいよ面接スタート
人は見た目が9割です。
面接官は、あなたの仕草や表情も観察しています。何気なく髪を触ったり、首をかしげたりせず、正しい姿勢で面接官の目を見ましょう。
そして、笑顔でハキハキと答えることが大切です。「ここで働きたい」という気持ちを、しっかりアピールしましょう。
面接の基本は、聞かれたことに対して答えることです。面接官の話を遮って話し出すのは、よくありません。
前の職場や、他の会社を批判するなど、マイナスイメージになることもやめましょう。
最後の質問タイム、そして退室まで
面接の最後に「何か質問はありますか」と聞かれることが多いものです。
詳しい仕事内容や転勤はあるのかなど、気になっていることを聞きましょう。
「結婚、出産後も働きたいのですが、出産後も働く女性はいらっしゃいますか」など質問して、長く働く気持ちがあることをアピールするチャンスでもあります。
給与や残業手当のことも聞いても構いませんが、あまり条件のことばかり聞きすぎると、「働く意欲はあるのかな?」と思われるかもしれません。程々にした方がよいですね。
面接が終わったら、立ち上がり、「ありがとうございました」と言ってから、お辞儀をします。ドアの前に立ち、「失礼致します」とお辞儀してから、ドアを開けて退室します。
緊張しても、働きたい意欲と笑顔を忘れずに
面接で一番大事なのは、「私はこの会社で働きたい」という強い意思を相手に伝える事です。
誰かに面接官役になってもらい、沢山練習してから本番を迎えましょう。
そして、笑顔を忘れずに、自信を持って面接にのぞんでくださいね。