履歴書・職歴の書き方 ~夜職の女性が昼職に転職するとき~
今回は夜職の女性が昼職に転職するときの履歴書の書き方として、「職歴」「職種」「志望動機書」の3つのポイントを紹介します。昼職では夜職以上に履歴書や職歴がしっかり記載されていることが重要視されます。
書き方のコツを覚えて転職を成功させましょう。
夜職の女性が転職するときの履歴書の書き方1:職歴
履歴書の書き方としてまずお伝えしたいのは、雇用形態がアルバイトの場合は職歴に記載する必要がないことです。
また、職歴をすべて書かないことや実際とは異なる内容を書くことも違法ではありません。
ですが企業によっては解雇理由になる場合があるので、きちんと記載するのが基本と考えてください。所持している公的な資格については正確に記載しないと法律違反と見なされることがあります。
アルバイトで夜職をしているだけだと職歴に書くことがなくて困るかも知れません。そうしたとき無理に書かず、後で紹介する志望動機書に「実家の事業の手伝いをしていた」「いろいろな職業を経験したかった」「夢や資格取得のため」など、企業の納得が得られやすいアルバイト理由を書き添えると印象が良くなります。
夜職の女性が転職するときの履歴書の書き方2:職種
履歴書に職歴を書き込むときにはもうひとつ工夫ができます。お店の名前と運営会社が異なるときには、より昼職での印象が良さそうなほうを選びましょう。
転職を一緒に働いている人に知られたくないときは、「Webでお店の名前から調べる」「社員から名刺をもらう」などで運営会社を確認する方法があります。
多くの場合で職歴には職種も書き添えますが、こちらも必ず記載しなければならないものではありません。
ただし、面接でどんな仕事をしていたのか聞かれることがほとんどですから、「サービス業」「接客業」「飲食店店員」「派遣スタッフ」など、ご自身の職種、業務内容に当てはまる言い換えを用意しておくことをおすすめします。
夜職の女性が転職するときの履歴書の書き方3:志望動機
最近は、履歴書に加えて志望動機書の提出を求められることが多くなりました。
面倒な書類が1枚増えたという印象があるかも知れませんが、実は志望動機書は夜職の女性のスキルをアピールする絶好のチャンスとなります。履歴書の職歴欄に自身がない人はこちらに重点をおいて書いてみてください。
志望動機書には入社理由に加えて仕事への意欲や長所などを書き込めます。夜職の女性なら「コミュニケーション能力の高さ」「細かなことに気づける感性」「流行への感度」などがアピールしやすい点です。
アルバイトで得たスキルも記載できるので場合によっては履歴書以上に活用できます。
まとめ
履歴書に「不利になることは書かない」と考えるのも間違ってはいません。
しかし応募者の人間性を理解する資料でもあることを考慮すると、やはり誠実な書き方は外せない条件として、その他はここで紹介したように自分をアピールすることを念頭に記載すると良いのではないでしょうか。
上手な書き方をしてぜひ昼職への転職を実現してください。